ドクダミチンキ仕込みました

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こんにちは、なちょすです。

 

庭仕事の季節到来ですね。

今年はGW前後のご予約をたくさん頂戴し(ありがとうございます)、庭仕事は全くの手つかずでございまして、先日のお休みに慌てて手を付けた次第で御座います(遅い)。蚊が出てるのね~。早速刺されました( ;∀;)

 

ドクダミチンキ、今年も仕込みました。この本を買ったのは16年位前でしょうか。面白いなあと読みつつ、実践していなかったのですが、今のサロンに引っ越してあまりのドクダミの数に辟易。どうにか活用でき・・・「あ!あの本!」と引っ張り出して。

 

数年前から夏場に汗をかくとチクチクするようになりまして、このドクダミチンキを入れたお風呂がなによりの薬なんです。ふわっとチクチクが和らぎ、快適に過ごせるのはなによりも有難い!

 

ドクダミは、その名を【十薬(じゅうやく)】とも言われ、『大和本草』には「我が国の馬医これを馬に持ちると十種の薬効があるので十薬」という記述があるそうな。現在でも、便秘、尿意現象、吹き出物を伴う便秘、膀胱炎、尿道炎に高血圧、動脈硬化などに力を発揮するそうで、ドクダミ茶も割と広く知られていますよね。結構おいしい。化膿した傷などにはそのまま揉んでつけたりするそう(くさそう)。このくさいにおいは、デカノイルアセトアルエヒドとラウリンアルデヒド。白癬菌やブドウ球菌に有効だそうな。

 

余談ですが、今年の冬休みに重慶と成都へ行ったんですよ。

でね、成都の夜は四川料理のエキスパート(日本人)と四川人の若者が案内してくれて、魚の火鍋を楽しんだ後に屋台料理へと流れたのね。その時四川人のカカさんが「〇〇(お肉)食べるなら買いに行きます」っていうのではいはーい!ってついていったんです。

すると、そのお店にドクダミ料理があってなちょす驚愕(;゚Д゚)「ドクダミ食べるんですか・・・?」とおそるおそる聞くと、「はい、おひたしにして食べますよ。とってもおいしい。でも僕も子供のころは食べられなかった。大人の味かな」と。曰く「中国には自生していないので、日本に両親を連れて行ったとき〇〇(観光地)に自生しているのを母親が大喜びで抜いてました(笑)」それにも驚き!!!そしたらうちの庭は宝の山じゃないか・・・。

 

そんなわけで、二年ぶりにドクダミチンキを仕込みました。

 

二年前に仕込んだもの、とってもいい香りです。色はかなり濃くなっていますが、あま~い香りがするのよね。

 

ドクダミチンキの作り方

■材料 新鮮なドクダミ、アルコール(40度くらいのホワイトリカーやウォッカ)、ガラス瓶

■抜いて、洗って、水分が乾くまで干して、煮沸消毒したガラス瓶に詰めて、アルコール入れて暗いところで放置。一日一回以上フリフリして3週間ほどで出来上がり!

 

お花が開花する直前、最も薬効が高まるものを摘んで洗って干して

つぼみとお花だけバージョンも・・・(なんて愛らしいんでしょう)

仕込んだ直後のお花

仕込んで4日目はこんな感じ(ちょっとウォッカ足しました)

小さな小瓶は、これから開催する虫よけスプレー講座の教材のひとつとして使おうと思ってね。

仕込んでから2~3週間で使えるのですが、もう少し置きたいところ。どんどんマイルドになるのです(香りも使用感も)。

セラピスト仲間の間では、ドクダミチンキはとってもポピュラーなものでして、「うちはまだ咲いていない!」「マンションの植え込みにあった!」「採ってきた!」などと日々ドクダミの会話で盛り上がっているわけですが、皆さまもトライしてみてはいかがでしょうか?簡単だし♬

私のような汗のチクチクにもいいし、友達は虫刺されにそのままスプレーしているそう。ブヨや毛虫は太刀打ちできないと思いますが(実際できませんでした)、蚊レベルの虫刺されなら重宝しますよ。

 


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